仕事できない経験から考える仕事ノウハウ

【仕事の評価なんてどうでもいい】←それホント?判断基準を解説

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  • 昇進したくないし、仕事の評価なんて気にしなくていいよね
  • 仕事の評価=上司の主観だから、こっちが頑張っても無駄でしょ
  • どうせ転職するし、今の会社からの評価なんて意味ないよね

仕事の評価って曖昧ですし、評価がよくても給料が少し上がるだけなので、

「評価なんてあんま気にしなくてもよくね?」

と思ってしまいがちですよね。

でも、仕事の評価ってある程度得ておくと、めちゃくちゃ働きやすくなります。

私は前職でカスみたいな評価と、現職での最高評価の両方を経験しているのですが、その経験から「社内評価は気にしなくてOK!」と考えて仕事をするのは危険だと感じています。

そこで、この記事では仕事の評価について、きちんと評価されたほうがいい理由とその方法、一方でどういう考えの人は評価なんて気にせず開き直ってもいいかの判断基準を解説していきます。

この記事を読むことで、

  • 仕事上の評価はある程度得ておいた方がいい理由
  • 評価されるためには何を気にすればいいか
  • 逆にこう考える人は評価気にしなくてもいいかもという点

ということを理解できます。

私の前職カス経験と現職最高経験を存分に発揮した記事になりますので、

「どちらかというと評価高い方がいいよなぁ・・・」

と考えている人は、是非参考にしてみてください。

仕事の評価→ある程度高い方が仕事しやすい

改めてになりますが、仕事の評価が高い方がいい理由は、

とにかく仕事がやりやすくなる

ことに尽きます。

「え? どういう理由でそうなんの?」と思うかもですが、1つずつ解説していきます。

①仕事上での裁量が大きくなる

まず、仕事の評価が高いと、仕事上での裁量が大きくなります。

なぜなら、仕事で評価されている人=仕事を任せても大丈夫な人 という評価なので、自分がやろうとしていることが認められやすいです。

例えば、同じ内容の書類で上司に承認をもらいに行こうとする時、評価の高い人だと上司の反応が、

「あーこれなら大丈夫だねー 承認しとくから回しといて!」

みたいにすんなり通りますが、評価の低い人の場合は、

「これ確認とった? いつ? 誰に? 本当に大丈夫?」

と、色々確認された挙句、一つでも答えられないと差し戻されたりもします。

上記は一例ですが、仕事の様々な場面で起こるシチュエーションですので、評価が高い方がいい最たる例です。

②なんか言ったりやったりしても、「あいつだからな」ですむ

1つ目の理由とも被りますが、多少攻めた言動や行動をしても、「あいつだからしゃーないな」で済むことが多いです。

理由としては、普段の仕事ぶりでプラスの評価を積み重ねていることによって、「あいつは頑張っている」みたいな社内での権威性が生まれるからです。

仕事をしていると、時には上司へ反論したり、独断で一時的に自分の範疇を超えた判断をしたりという仕事のやり方をせざるを得ない場面にでくわします。

その時に評価が高いと、多少の無礼やミスがあっても、

「まぁあいつは頑張っているから、多少強く言われると意志を感じるな」

とか

「本当はちょっとだけ良くないけど、一人の力でだいぶやれたな!」

みたいな感じで丸く収まることが多いです。っていうか下手するとこの一件で更に評価が上がることもあります。

こういった仕事のやり方を評価が低い人がやると、

「てめえ何勝手に動いてんだ誰が責任とるんだボケカス」

と凄まじい勢いで詰められるので、そういう煩わしさをなくす為にも評価は必要です。(ちなみに私は前職時代、別室で2時間くらい詰められました。)

③多少ミスしても見逃してもらえることが多い

こちらは仕事で失敗した場合のケースですが、評価が高いとミスしても見逃してもらえる率が高くなります。

理由については②と同じで、普段の評価の積み重ねによって、「多少はおおめに見てやるか…」みたいな心理が働くからです。

こちらも評価が高い人が多少ミスした場合だと、

「たまにはミスするで! しゃーなししゃーなし! 次気をつければおk!」

みたいな感じで丸く収まりますが、評価が低い人の場合は、

「てめえ何勝手に動いてんだ誰が責任とるんだボケカス」

となるので、凡ミスとかで詰められないようにする為にも評価は高い方がいいです。

仕事の評価を上げる方法3点

ここからは仕事の評価をあげるための方法について解説します。

仕事できる人にとっては息を吸うようにできる行動ですが、意外とおろそかにしている人も多いので、結構差がつく3点です。

①基本的な部分でミスをしない

1つ目ですが、「基本的な部分でミスしない」ことです。

誰でも多少のミスはしますが、だからこそミスを極力少なくすることができれば、周りに比べて「ミスしない人間」になることができます。

ミスしない人間という評価を得られれば、

仕事でミスをしない

→仕事を任せても安心

→→任された仕事をミスなくやり切る

→→→更に評価が高くなり、次の仕事も任され・・・

という感じでいい評価を得られるループに入ることができます。

仕事をミスしないためには、

  • todoリストを作ってやるべき仕事を管理する
  • 一度に複数のことをやろうとしない
  • 仕事に集中できるよう体調管理をする

など、少し考えれば当たり前、ということをサボらずにやっていくことでミスは減っていきます。

別の記事で「仕事でのケアレスミスの防ぎ方」「仕事を忘れない対策」について解説しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

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②自分の意見ややり方を考えた上で仕事を進める

2つ目ですが、「自分の意見ややり方を考えた上で仕事を進める」ことです。

これは率直に任された仕事に対して、自分の意見ややり方を考えられる人の方が有能だからです。

仮に部下ができたとして、仕事を振る際、

  1. 仕事の背景・目的を理解し、やり方や方向性を確認したり提案したりする人
  2. 指示通りにはやってくれるけど、それ以上のことはしない人

どちらに仕事を任せたいでしょうか?

恐らく大半の人は①の方に仕事を任せると思います。

何故なら①の人は、仕事の依頼をしただけで、何をすべきか確認・理解して仕事を進めてくれて、更には自分にはない発想まで考えてくれる可能性があるからです。

もちろん最初から依頼主が考えている以上のアウトプットをすることは難しいですが、1つ提案を考えるのはそこまで難しくないです。

そのような感じで少しずつ提案の精度を上げ、

「コイツは使える!」

と思ってもらえる人材を目指していきましょう。

③できないこと・わからないことは素直に周りを頼る

3つ目は、「できないこと・わからないことは素直に周りを頼る」ことです。

何故なら勤務時間は給料が発生するので、現状の自分ではわからないことをうーんと悩んでいても、ただの給料泥棒になってしまいます。

だったら、「あ、これもうわからん」ってなった時点で、話のわかる人に聞きに行った方が早いです。

例えば、

製品の品質がOKかNGかわからない → 品質管理部に聞く

新しい製品の情報が入ってこない → 営業部に聞く

育休取りたいけど書類の場所わからない → 総務部に聞く

上記のような感じで、大体のことはどこに聞けば答えが出てくるかわかるので、自分の範疇を超えたらすぐ聞きましょう。

また、職場での評価が高い場合に周りを頼ると、

「あの優秀な⚪︎⚪︎さんに頼られた俺・・・!」

みたいな感じで頼まれた側も「頼まれてよかった感」が出るので、ある程度色々できる人も周りを頼っていくといいです。

評価なんてどうでもいい人向けの理由3点

ここからは

「会社の評価なんてどうでもいいよ!」

という人向けの理由を3点解説します。

私はある程度評価も気にしつつ働く方がいい派ですが、自分で考えた上で「評価なんてイラネ」というスタンスで働くなら、自己責任なのでそれはそれでOKだと思います。

というか評価ある程度気にしている人も、あんまり気にしすぎるのもダメだと思うので、ガス抜き目的で頭の片隅に覚えておくといいです。

①仕事の評価なんて結局上司次第

評価なんてどうでもいいと考える1つ目の理由ですが、「仕事の評価なんて結局上司次第」という点です。

極論ですが、どれだけ仕事ができても、上司に気に入られていないだけで評価が低いなんてこともあり得ます。(普通の職場ではそんなこと滅多にないですが。。。)

そういう可能性があると、

「だったらそこそこで…適当に仕事して定時で帰ろ…」となる

→1つ1つの仕事がおろそかになる

→→何かの拍子にミスして怒られ、評価が更に下がる

→→→どうでもよくなる

という悪循環に陥って、どうにもならなくなることもあるので、そういう時は転職を視野に入れて環境を変えるのも手です。

「異動」でも環境を変えれますが、所詮同じ社内なので、過去を知ってる人とかがいると意外とあんまり変わらない可能性があります。

初めて転職を検討する場合、「リクルートエージェント」「doda」などの大手転職エージェントで始めると、求人も多く転職しやすいです。

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②転職前提で考えると、会社の評価なんて意味ない

2つ目の評価どうでもいい理由として、「転職前提なら今の職場の評価なんて意味ない」点です。

これは1点だけ注意点があって、それは現職で評価高くして、色々な仕事で経験を積まないと転職が難しくなる点です。

何故なら転職先の面接や入社後に求められるのは即戦力になるか否かで、その実力をつけるのが現職での仕事と評価になるからです。

十分な評価があって、後は転職活動して転職するだけ とかなら最悪いいですが、「1年後に転職するからもう仕事そこそこでいいや」とかやると経験が積めなくなります。

経験が積めないと、転職活動で職務経歴書に書くことや面接で話すことがなくなってしまい、うまく活動できなくなってしまいます。

上記の点だけ気を付けつつ、うまいこと働くといいです。

③評価良くても大して給料上がらない

3つ目の理由ですが、「評価良くても大して給料が上がらない」点です。これ良くないです。

日系企業だと会社の規模に関わらず、大体周りの同年代と同じくらいの給料ですよね。

それが評価バリ高な人でも、万年怒られている人でも、そんな変わらないんですよね。

更に年功序列ってのもあって、会社でゲームしてるおじいちゃんより給料安かったりするんですよね。上海やってるじいさんより給料低いの知った時は牌ぐちゃぐちゃにしてやろうかと思いました。

ちなみにとはいうものの、ボーナス査定とかで最高評価と最低評価だと、会社によっては3~40%違うので、まぁまぁな差は出ます。

まとめ:評価はある程度高いほうがいいよ

以上が「仕事の評価なんて気にしなくていい」がホントかどうかの解説でした。

なりふり構わず評価をとりにいけ! とまでは言いませんが、やっぱりある程度高評価を得ておいた方が色々と楽です。

仕事を進める時や、仕事でミスした時などに軽くすむのは、日頃から評価が高い人です。評価低いとボロカスに怒られます。

評価を上げるにはコツコツ仕事をしていく必要がありますが、決して難しいことばかりにトライしなければいけないわけではなく、基本的なことでミスしなければ評価は付いてきます。

今の職場でなんとか評価を得られそうであればコツコツと頑張り、無理そうであれば転職などで環境を変えた上でコツコツと頑張っていきましょう。

今回は以上です。