仕事中、うっかり同じ質問をしてしまい、上記のように詰められるのは仕事できない人あるあるです。
そして実際に言われると余計に焦ってしまい、頭が真っ白になり、別の前聞いた質問をして再び怒られまた頭が真っ白に…
という負の無限ループに陥るとこまでが、仕事できない人には共感できると思います。
私も今の職場では色々工夫をすることで言われることはなくなりましたが、前職では1日に3回くらい言われてたような気がします。っていうか「気がします」とかじゃなくマジで1日3回言われながら仕事してました。
とはいうものの自分も言われたくて言われていたわけではないですし、経験ある方も何とか避けたいのが本音だと思います。
というわけでこの記事では職場でよく「前も言ったよね」と言われてしまう方に向けて、
- どういう傾向で「前も言ったよね」と言われてしまうのか
- 「前も言ったよね」と言われないようにする対策
- 「前も言ったよね」と言われてしまった場合の対処法
について、前職で「前も言ったよね」と言われまくっていた自分の経験を基に解説していきます。
上司に「前も言ったよね」とよく言われて困っている人は、最後まで読んで明日から実践してみてください。
「前も言ったよね」と言われてしまう原因
まずは「前も言ったよね」と言われてしまう原因を探っていきます。
大きく分けると下記の3点が主な原因となります。
- 仕事を覚えれず、上司に何度も聞いてしまう
- 同じ人に色々と質問をしている
- 上司がパワハラ気質
1つずつ解説をしていきます。
①仕事を覚えれず、上司に何度も聞いてしまう
1点目は「仕事を覚えれず、上司に何度も聞いてしまう」点です。
一度教えてもらった仕事に対してもう一度質問をすると、質問内容によっては「前も言ったよね」と言われてしまいます。
仕事全体のうちの細かい部分であったり、ある程度理解をした上での質問であったりすれば言われにくい傾向がありますが、
- 教えてもらった仕事の本質を理解していない質問
- 教えてもらったやり方「そのもの」を忘れてしまい、再確認する質問
などは前も言ったよね案件になりがちです。
②同じ人に色々と質問をしている
2点目は「同じ人に色々と質問をしている」点です。
こちらは単純に、同じ人に質問を繰り返すことで一度聞いたことがどんどん増えていき、何かしらの質問が重複するパターンです。
OJT教育期間中の新卒低コミュ力の人がなりがちな状態です。(昔の私)
また、その人にしかわからない仕事を習得する際にもこのパターンに引っかかりやすいです。
③上司がパワハラ気質
3つ目は「上司がパワハラ気質」な点です。シンプルに最悪です。
言われたことがある人はわかりますが、「前も言ったよね」というフレーズは圧がすごいです。
なので言える人は自ずと限られてきて、
- 自分の仕事ぶりにある程度の自信がある人
- シンプルに性格が強い人
- わからない人の気持ちがわからない人
上記のような「強い人」が言ってくることが多いです。
特に③の傾向が強い人は、特に圧がすごくなりがちなので、パワハラ気質な感じに聞こえてきます。(その人にその意思がなくても)
上司が「前も言ったよね」と言ってくる理由
次に上司側の視点での、「前も言ったよね」と言ってくる理由を探っていきます。
こちらは大きく4点に要因が分かれてきます。
- 上司が一度聞いてできることを、教えても一発でできないから
- 上司が特に忙しい時に、少し調べればわかることを聞いてくるから
- 同じことを何度も聞いてくるから
- 上司のストレス解消
こちらも1つずつ解説していきます。
①上司が一度聞いてできることを、教えても一発でできないから
1つ目は「上司が一度聞いてできることを、教えても一発でできないから」です。
いや一発でわからないから困ってるんだが?という話ですが、意外と上記のように考えている人は多いです。
この考えの人は、その職場で評価されている人に多い傾向です。実際に一発でできるんならなんで同じ職場にいるんだって感じですが。
②上司が特に忙しい時に、少し調べればわかることを聞いてくるから
2つ目は「上司が特に忙しい時に、少し調べればわかることを聞いてくるから」です。
これは教える側の立場で考えるとわかると思いますが、忙しい時に少し調べればわかる質問をされるとお前が今いじってるパソコンでググれとか思ってしまいます。
過去怒られまくっていた自分ですらそういう気持ちになるので、職場で評価されているような人にやるとよりヤバいです。
質問する側の人は、これだけはやらないように自分で下調べをするクセをつけるのが大事です。
③同じことを何度も聞いてくるから
3つ目は「同じことを何度も聞いてくるから」です。
「そりゃそうだろ」という感じですが、意外とやってしまいがちです。
そして上司側は意外と覚えているので、注意が必要です。
④上司のストレス解消
4つ目は「上司のストレス解消」です。
最悪なので今すぐ辞めましょう。
というのは半分冗談ですが、世の中には一定数そういう人間がいるので、下記の記事に複数項目当てはまる人が上司の場合は転職等考えた方がいいです。
8項目ありますが、私の前上司は全項目コンプリートハゲでした。
「前も言ったよね」と言われないようにする対策法
ここからは明日から「前も言ったよね」と言われないようにする対策法について解説していきます。
そもそも「前も言ったよね」と言われないようにする対策法としては3つあり、
- 違う人にも質問をしにいく
- 一度教わった仕事・依頼された仕事を忘れないようにする
- 質問した後の回答をその場でめっちゃメモをとる
1つずつ解説をしていきます。
①違う人にも質問をしにいく
1つ目は「ちょくちょく違う人にも質問をしにいく」ことです。
これめっちゃオススメで明日からすぐできますが、そもそも「前も言ったよね」と言われる理由ですが、同じ人に以前聞いた同じ質問をするから起こるわけです。
であれば、じゃあその原因をなくせばよくね? ということです。
違う人に質問をしにいくのは、
- 上司などに聞いた質問を、初めてのテイで聞ける
- 質問をしにいくことによって、その人との関係性ができて次回も質問しやすい
- あえて全く同じ質問をすることで、人ぞれぞれの意見を収集できる
と、「前も言ったよね」を回避するだけでなく色々なメリットがあります。
上司以外にもいい関係性を築ける人が増えると仕事もしやすくなるので、積極的に色々な人に質問をしにいくといいです。
②一度教わった・依頼された仕事を忘れないようにする
2つ目は「一度教わった・依頼された仕事を忘れないようにする」ことです。
こちらもシンプルですが、要するに一度聞いたことを忘れなければ「前も言ったよね」と言われることはありません。
ただ、人類そんなスーパーマンばかりではない為、記憶力に頼るだけではどれだけ優秀な人でも抜け漏れが発生します。
なので、記憶力に頼るだけではなく、教わった事や依頼された仕事を忘れない為のしくみづくりがとても大事になってきます。
具体的には、
- todoリストを作成し、依頼された仕事を全て書き込む
- 教わった事をすぐ確認できるもの(ノート・エクセルファイル等)に集約する
- 各種ツールの機能を利用し、やらなければいけないものをリストアップする
- 教わった内容でマニュアルを作成する
などをすることで、記憶に頼るだけでなく、しくみで仕事を管理することが可能です。
依頼された仕事を忘れない方法については下記の記事で詳しく説明しているので、合わせて読んでみてください。
③質問した後の回答をその場でめっちゃメモとる
3つ目は「質問した後の回答をその場でめっちゃメモとる」です。
これは①②を実施した上で、あくまで気休めな方法になりますが、「メモをとっている」ことが上司に把握されるだけで、
と、上司は「前も言ったよね」と言いづらくなります。
何故ならある程度努力をしているのが見えるからですね。
長期的にずっとできないと結局言われてしまいますが、短期間であれば意外と効果的です。
後シンプルにめっちゃメモ取れば覚える・思い出せる内容が豊富になり、そういう意味でも「前も言ったよね」と言われにくくなります。
「前も言ったよね」と言われてしまった時の対処法
最後に「前も言ったよね」ともし言われてしまった時の対処方ですが、気にしないことが一番です。
今まで解説してきましたが、人なのでどうしても忘れてしまってもう一度聞くなんてことは起こりうる話です。
それにもかかわらず「前も言ったよね」と言われても、
- じゃあお前は全部のこと一発で覚えれんのか
- そもそもお前の説明悪いから一発でわかんねーよ
- わかんねーから聞いてんだからさっさと教えろや
とか思っちゃいます。
仕事ができないと言われ続けてきた人だと、
とか思ってしまうかもしれませんが、とにかく気にしなくていいです。
その場では怒られるかもしれませんが、とりあえず教えてもらいましょう。
そして対策は次から対策をしてできるようになれば、全く問題ないです。
まとめ:色々な人に質問すれば、同じ質問すること減ります
以上が「「前も言ったよね」と上司に言われない為の対処法」になります。
「前も言ったよね」と言われる場合、自分にも上司にも原因がある可能性があります。
であれば、そもそも「前も言ったよね」と言われない為のしくみを作ることで、可能性をなくしてしまえばいいだけです。
対策法としては特に
- 違う人にも質問しにいく
- 教わった・依頼された仕事を忘れないしくみづくりをする
というのが大事になってきます。
違う人に質問しにいけば、そもそも「前も言った」ことは格段に減りますし、教わった・依頼された仕事はしくみで管理することでいつでも思い出せます。
特に違う人に聞くとかtodoリストを作るとかは明日から簡単に実践可能なので、困っている人はまずやってみるといいです。
今回は以上になります。
「前も言ったよね?」