と言われた経験はありますでしょうか。
私は死ぬほどあります。
前職で言われていたときは、「仕事のできない自分なんて…」と落ち込むことも多かったですが、同時に
「自分の仕事ぶり、言われるほど周りより劣ってなくね?」
とも思っていました。
実際に転職して環境が変わったら、同じ働き方で高評価を得ているので当時の自分は間違っていなかったんだなと思います。
と、結果的には「気にしなくてもよかったね!」という話ですが、やはり「仕事ができない」という評価は気になると思います。
どうせなら、仕事ができない人なんて思われたくないですよね。
というわけで、この記事では「仕事できねえな!」と言われてしまった方に対して、
- 周りを観察すると、自分の仕事ぶりと大きく違わんから気にしなくてOK!
- 気になる方は、「時間の使い方」と「優先順位の付け方」を意識すること
- どうしようもない場合は、転職や異動で大きく環境を変えるといいよ!
と、とりあえず気にしなくていいし、対策してもどうしても無理なら環境変えるといいよ!
ということを解説していきます。
周りを観察してみると、仕事ぶりに大きな差はない
と言われたとき、とりあえず「私仕事できないのね…」と落ち込む必要はないです。大丈夫です。
動揺やショックを受けると思いますが、一旦周りの仕事ぶりを観察してみると、
- 同じ上司に評価されている人
- 自分と同等レベルの能力の人
- 自分より評価低い人
大きく分けると上記のように3パターンの人に分かれると思います。
その人たちの仕事ぶりを見てみると、
「あれ?なんかみんな仕事ぶりあんま変わんなくね?」
と思いませんか?
もちろん、一部の化け物みたいな人もいることは承知していますが、高評価の人の仕事ぶりを見ても、
という人が多いです。
逆に考えると、普通の仕事をそつなくこなせないと上司に怒られ、「仕事できねーなコイツ」と評価が下がっていきます。
つまり、「普通の仕事をなるべくそつなくこなせる」ことを意識した立ち回りが必要になってきます。
具体的には、
- 仕事中の時間の使い方
- 自分の抱えている仕事の優先順位の付け方
この2点を徹底的に押さえるだけで、「仕事できねーな!」と思われにくくなりますので、詳しく解説していきます。
時間の使い方と優先順位の付け方をマスターしよう
「普通の仕事をそつなくこなす」為に必要なのが、
- 仕事中の時間の使い方
- 自分の抱えている仕事の優先順位の付け方
をマスターすることになります。
逆に考えると、「仕事できねぇな!」と言われている方は大抵この2つができていないです。
私の周りを見渡しても、あまり評価の高くない人は時間の使い方・優先順位の付け方が下手な印象です。
仕事中の時間の使い方 ⇨ 無駄な時間過ごしてない?
時間の使い方が下手な人の特徴として、とにかく無駄な時間が多いことが挙げられます。
仕事に使える時間は皆平等に限られているので、その中で成果をあげる必要があります。
ただ、「仕事できない」と言われがちな人は、
- 取引先・別部署との長電話
- 長時間の雑談
- 業務の無駄な工程
- やること多くて頭がまとまらない時間
- 忘れてた仕事・納期遅れ仕事の挽回
上記のうちいくつか(下手したら全部)該当している人が多いです。
例えば「取引先・別部署との長電話」とありますが、そもそも1週間でどれだけ電話に時間を使っているか知っていますか?
即答できない人も多い(というか私も無理ですが…)と思いますが、恐らく週に数時間は電話に費やしていると思います。
1週間の勤務時間は大体40時間前後なので、電話だけで5〜10%、下手したら20%使っている人もいるでしょう。
もちろん電話で話す事は重要ですし、長くなることもあります。
ただ、1回の電話を5分短くするなど、少し意識するだけで少なくとも数十分の時間を捻出できます。
というような形で、上記に挙げた「無駄な時間」に対して、
ことが「上手い時間の使い方」をしていく第一歩になるので、意識して仕事に取り組みましょう。
優先順位の付け方 ⇨ どの仕事が大事・時間がかかるか判断
優先順位の付け方が下手な人の特徴ですが、目の前の仕事・やりやすい仕事から手をつけている人が多いです。
そもそも仕事の優先順位ですが、
- 納期の締め切りがすぐの重要な仕事
- 納期の締め切りが短い仕事
- 納期がある程度あるが、時間がかかる重要な仕事
- 納期がある程度あるが、時間がかかる仕事
- 納期が長くすぐに終わるが、重要な仕事
- 納期が長く、すぐ終わり、そこまで重要ではない仕事
上記のような感じで、納期が短く重要な仕事から取り掛かる必要があります。
しかし、「仕事できねえな!」と言われる人は
優先順位づけがうまくできていないor取り掛かれる仕事から取り掛かっている
ことが多いです。
自分自身にエンジンをかける意味でやりやすい仕事から手を付けることもありますが、それはあくまで優先順位をつけた上での話です。
普段の仕事をどのように進めるかは、
- 自分の抱えている仕事をリストアップする
- 納期の締め切りがすぐの重要な仕事から優先順位を高めにする
- 時間のかかる仕事はその時間も見越した優先順位にする
- 仕事を振らないと進まない仕事はとりあえずすぐ振る
というような感じで優先順位付け・仕事に取り掛かるといいです。
③のような時間のかかりそうな仕事については、
と、「いざ仕事に取り掛かったら時間なくて詰んだ」とかならなくてすみます。
どうにもならなかったら ⇨ 転職や異動を検討!
ここまで、「仕事ができない」のを避ける為のポイントを解説しましたが、
- 周りが優秀すぎて相対的に仕事できないように見られてどうしようもない
- 改善前から評価が低すぎて評価が上がらない
- 色々改善しているけど周りが自分に愛想が尽きてほっとかれている
など、どうにもならないケースもあります。
その際は、その職場・部署に留まり続けるのではなく、転職か異動をするのがいいです。
特に別会社に転職してしまえば、人間関係や評価をリセットして1から再スタートできるので、時間の使い方と優先順位の付け方を改善すれば現職に留まるより楽に高評価が狙えます。
異動についても、人数の規模が大きい企業であれば、異動先に自分を知っている人がいなくて再スタートを切りやすいと思います。(ちなみに中小企業や人数の少ない企業は口コミでバレてるのでダメです。)
自分の置かれている環境を考え、
となるようであれば、転職か異動で環境を大きく変えることも視野に入れてみましょう。
まとめ:時間の使い方と優先順位付け→無理なら転職or異動で環境変えましょ
以上が「仕事できない人は気にしなくてOKだし、気になる人が気をつけるポイント2点」の解説となります。
「仕事できない」状態から脱却するためには、
- 仕事中の時間の使い方を見直す
- 仕事の優先順位付けのしかたを見直す
上記の2点を意識することで、少しずつ評価を改善することができます。
また、「それでもどうしようもない!」という人は、
- 他社への転職
- 他部署への異動
をすることで、思い切って自分が身を置く環境を変えてみましょう。
今回は以上になります。
「お前ホント仕事できねえな!」