と仕事中に言われたこと、一度か二度くらいはあるんじゃないでしょうか。
かくいう私は数えきれないくらい言われた経験があります。
当時は普通みんなできるよとか頭大丈夫?とか様々なバリエーションで罵声を浴びせられる地獄のような日々でしたが、
なんとか人並みに仕事ができるようになってから、逃げるように転職しました。
そして転職先でミスしないように気をつけて働き続けた結果、
「当たり前だと思ってたこと、意外と全部できてる人いなくね?」
ということに気づきました。
よくよく観察してみると、転職先の人だけでなく親会社含めた周辺の取引先や思い返せば前職の人たちも全部完璧にできている人は多くなかったです。
というか、全部完璧にできている人は基本高評価されていました。
というわけで、この記事では
という方に向けて、
- そもそも全部完璧な人そんないないよ! てか言ってきたヤツはどうなの?
- 1つ1つは意識していけばできるようになるから焦らなくてOK!
- 全てできるようになってから転職すれば、高評価もしくは普通に働けるよ!
端的に言えば全部できるヤツは稀だし、少しずつ身につけていけば大丈夫ということを1つずつ解説していこうと思います。
「当たり前をちゃんとやる」←全部できてるビジネスマン意外と多くない
当たり前のことを全てちゃんとできているビジネスマンは意外と多くないです。
一般的によく言われる「当たり前のこと」ですが、
- 感じのいい挨拶
- 仕事の納期を守る(厳しい場合は事前に一報いれる)
- 仕事の依頼を快く引き受ける(厳しいものは丁重に断る)
- 「自分で考えた上で」依頼された仕事をやってみる/厳しければ質問する
- 相手の質問の回答になっている返答をする
などが挙げられます。
そして、上記について「できている部分もあるけど、できていない部分もある」人が実は意外と多いのです。
一例を挙げると、
- 感じのいい挨拶はできるが、会話が噛み合わない
- 仕事は快く引き受けるけど、仕事を忘れたり納期に遅れたりする
- 挨拶するし納期も守るけど、自分で考えて仕事ができない
上記のような人たちが結構多いです。
よくよく考えてみると、あなたの周りにも少なからずいるのではないでしょうか。
さらに、仕事をしていると
「こいつウソだろ…?」
って思うような人も、自社だけでなく取引先でも結構います。
なので、逆に考えれば、能力が高くなくても
ことが当たり前にできれば、それだけで優秀な人材としての価値が生まれます。
周りに優秀な人が多くても、少なくともついていけるレベルにはなれるので、今後の頑張り次第で高評価の枠に入ることも可能です。
上司がよく言う「当たり前」なこと5点
ここからは、よく上司が「できて当たり前だろ」とか言ってくる内容について、主に5点ありますが1つずつ解説をしていきます。
今できていなくても、年単位の時間をかけて少しずつできるようになれば、所属部署や転職先で徐々に評価はついてきます。
①感じのいい挨拶
1つ目は「感じのいい挨拶」です。
当たり前じゃんと思った方も多いでしょうが、意外とみんな雑だったりします。
ですが、挨拶は印象をよくするために重要になってくるので、挨拶をちゃんとするだけで結構好印象を与えることができます。
ここで大事なのが、
ということです。
「挨拶する人は偉い」とかはどうでもよく、とにかく爽やかに挨拶するのがコツです。
②依頼された仕事の納期を守る(無理な場合は事前に連絡する)
2つ目は「依頼された仕事の納期を守る」ことです。
仕事の納期を守る事は当たり前の中でも一際当たり前なことですが、意外と守れない人が多いです。
- シンプルに仕事を忘れていた
- 取り掛かってはいたが、完了していなかった(ので報告しなかった)
- やりたくなくて始めるのが遅かった
- 始めたタイミングで間に合わないことが発覚
上記のように守れない要因は色々ありますが、始めるのが遅いのが要因になることが多いです。
対策としては、
- 自分の抱えている仕事を全て把握する
- やるべき仕事の優先順位付けをする
- どうしても納期が守れないと発覚した場合、その時点で相談
などを意識して仕事することで納期を守りつつ、できなければ相談するようにしましょう。
③頼まれた仕事は快く引き受ける(無理な奴は丁重に断る)
3つ目は「頼まれた仕事は快く引き受ける」ことです。
と思った方もいるかもしれません。
というか私もそうです。普通に嫌です。
というように大抵の人は「嫌だな」って思いますし、こちらも意外とうまくできない人が多いです。
正直、よくわからない仕事をすんなり「はいやります!!!」と言える人は多分仕事できます。
(というか、そもそもこんな記事読んでないです。)
すんなり引き受けることができない人は、恐らく「その仕事を自分がやる意味」について考えてしまい、即答ができないものと思われます。
もちろんそういう仕事は多いので考えるのは大事ですが、
という仕事についてだけでもノータイムで快諾していくと、印象いいです。
④依頼された仕事を、「とりあえず考えてやってみる」
4つ目は「依頼された仕事をとりあえず考えてやってみる」ことです。
仕事をしていく上で
ということは非常に大事です。当然当たり前のことという認識ですし何なら一番大事な要素かもしれません。
ただ、依頼された仕事を「どうやってやるか」を確認してしまう人は意外と多いです。
仕事の内容についての質問であったり、より効率よく進める質問だったりはいいのですが、
どうやって仕事をやるかを聞くことは、仕事の当たり前である「自分で考える」ことを放棄していることになります。
なので、とりあえず自分でやり方などを考えてやってみて、わからない部分も自分なりに考えた上で質問することを徹底していきましょう。
⑤相手の質問に対して、答えになっている返答をする
5つ目ですが、「相手の質問に対して、答えになっている返答をする」ことです。
仕事においては効率が大事なので、相手の質問に対し、どれだけ答えになっている返答をできるのかが非常に大事です。
スムーズな会話が進めば相手もイラつかないですが、相手が何度も話さないといけないとなると、
と思い、あなたと会話するのも嫌に思わせてしまいます。
もちろん、全て完璧な返答をすることは難しい(というか無理…)と思いますが、
くらいの意識を持って、普段からの会話を進めていくといいです。
そのためには、
- 相手から質問をされているときに、「何でその話をするか」を考える
- 話している相手の現在の状況を把握しておく
- 少しだけなら時間が空いてもいいので、話す内容を考える
- 質問の意図がわからなければ、潔く「わからないので教えてください」と言う
など、1つ1つの会話で意識していくといいです。
まとめ:少しずつできるようにしていきましょう!
以上が仕事で「当たり前!」と言われることが当たり前にできると、それだけで差別化を図れる話でした。
一気に全部完璧にすることは非常に大変ですが、1つ1つ実施していくことはそこまで難しくないです。
時間がかかってもいいので、
- 感じのいい挨拶
- 仕事の納期を守る(厳しい場合は事前に一報いれる)
- 仕事の依頼を快く引き受ける(厳しいものは丁重に断る)
- 「自分で考えた上で」依頼された仕事をやってみる/厳しければ質問する
- 相手の質問の回答になっている返答をする
今回解説した5つの当たり前をできるようにしていくといいです。
今回は以上になります。
「なんでこんな当たり前のことができねぇんだ!!」