書類選考に通り、面接の準備を整えたら、いよいよ面接本番を迎えます。
色々と準備をして面接に臨むと思いますが、ついつい考えてきたことをそのまま伝えることに一生懸命になったりしていませんか?
面接し始めの頃の私はまさしくそんな感じで、
と、自分へ無駄にプレッシャーをかけながら面接に臨んでいた記憶がございます。
ただ、実際に面接で大事なことは「考えてきたことをスラスラ言うこと」ではなく、
- 今までどんな経験を積み、入社したら何ができるのか
- そのできることは再現性があるのか
- そもそも人として一緒に働きたいと思えるか
ということを伝える点が重要になります。
なので、この記事では面接に臨む際の心構えとして、
- どのように自分の有益性をPRしていくか
- 同時に自分自身の魅力を伝えるにはどのように話せばいいのか
について解説をしていきます。
よろしくお願いします。
面接で話す内容をどのように考えていくかはこちらの記事を参考にしてください!
面接を受ける企業の情報について調べる際はこちらの記事を参考にしてください!
面接で伝えるべき2つのポイント ⇨ 有益性と親密性
始めに結論ですが、「自分自身の有益性と親密性」を伝えられれば、面接は成功したも同然です。
有益性と親密性っていきなり何よって感じだと思いますが、
- 有益性 ⇨ 入社後、会社に利益をもたらせれること
- 親密性 ⇨ 「一緒に働きたい!」と思ってもらうこと
ざっくりと上記のようなことです。
要するに利益出せてめっちゃ良いヤツと面接で思わせることができれば、成功というわけです。
逆の立場で考えてみると、よりわかりやすいかと思いますが、
「仕事しなくてイヤなやつ」より、「仕事できていいやつ」と働きたいですよね。
そう面接官に思ってもらえるよう、有益性と親密性を意識して面接で話せるようにしていきましょう。
①有益性の伝え方 ⇨ 企業が求めている人材と思われるように話す
最初に有益性の伝え方についてですが、一言で言うと「企業が求めている人材」と思われるように話してください。
という感じですが、
- 企業が求めている人物像と関連したあなたの強みを
- わかりやすく
- 堂々と伝える
上記の3つを意識して話すといいです。
①については、例えば「部署間をつなぐ役割の人材を募集」している場合、
というように、求めている人材と関連する強みを話し、「ちょっといいかも」と思ってもらえるようにしましょう。
また、面接ではエピソードの強さだけでなく、話し方も重要になってきます。
例えば上記のような「人と人を繋ぐことで強みを発揮する」タイプの人の話し方が暗かったらどう思うでしょうか。
「話し方が暗いだけで実は…」というパターンもありますが、面接は短い時間で見られるので、そこまでわかってくれることは期待できません。
そう思われない為に、堂々と話すようにしましょう。
堂々と話すのは、
- 不必要に明るくする必要がない
- 自信に溢れているように見られる
- 必然的にハキハキ喋ることになるので、話が伝わりやすい
上記のような感じでメリットも大きいので是非試してみてください。
私も日常ではモゴモゴ話しがちですが、面接の度に意識して話した所、「明るい感じ」とか「爽やかな感じ」とかのフィードバックが多かったのでオススメです。
②親密性の伝え方 ⇨ 「コイツとなら一緒に働いてもいいね!」と思わせる
次に親密性の伝え方ですが、要するに「コイツまともそうだし一緒に働いてもいいかな!」って思われることが大事になります。
逆に言うと「あれなんかコイツ変なヤツでは…?」とか思われるとアウトということです。
面接のような短時間で変な人とわかるような人とはなるべく一緒に働きたくないですよね。
なので、ここでは
と思われるような視点で対策をする方法を挙げていきます。
大きくポイントをまとめると、
- 円滑なコミュニケーションをする
- 身だしなみをきちんと整えて面接に向かう
- 遅刻とかしない
上記3点を意識すると、少なくとも「なにコイツ変!」とかにはならないです。
①円滑なコミュニケーションをする
1つ目は「円滑なコミュニケーションをする」ことです。
と思った方もいると思いますが、
- 自信を持って相手の目を見て話す
- 「相手の質問」に対する回答をきちんとする(的外れな回答をしない)
- 相手の会話に対して食い気味で反応したり、不快に思われる話し方をしたりしない
- 想定外の質問が来てもテンパらない(時間をかけて回答or潔く「わかりません」と言う)
上記のポイントを意識して話していくといいです。
①ですが、自信を持って相手の目を見て話すことで、面接官は「普通にコミュニケーション取れる人なんだな」と思ってもらうことができます。
逆に、オドオドしてたり目線を合わせなかったりすると、「この人客先と話すとき大丈夫かな!?」などと思われかねませんので気をつけましょう。
②については「当然!」と思いますが、面接という場で自然と行うのは意外と難しいので、
- 言われたことに対して相手がどう答えて欲しいか考えて回答をする
- 質問の意味や意図がわからなければ、正直に聞いてから考えて答える
ということを意識して回答をすると、コミュニケーションを円滑に進められます。
③については「自分がされる方の立場」で考えてみてほしいのですが、自分の会話を遮って話し始められるとメチャクチャ不快になりませんか?
面接官も人ですので、自分がやられてイヤなことは面接官もイヤだと思いますので、落ち着いて話をしましょう。
④についても面接ではよくある話です。「自分の短所を3つ挙げてください」とか急に言われます。そんなにないです
②③でも言っていますが、
- とにかく落ち着いて考える
- わからなければもう一度聞く
ことを徹底し、質問に回答をしましょう。
1つ質問に答えられなかった=アウト! という訳ではないので、どうしても時間がかかるときは潔く次の質問へいきましょう。
②身だしなみをきちんと整えて面接に向かう
2つ目は「身だしなみをきちんと整えて面接に向かう」ようにしましょう。
決して「オシャレして面接行け」という話てはなく、一言で言ってしまえば「清潔感のある格好」で面接に臨むようにするということです。
ポイントとしては、
- 髪は清潔感のあるように整える(直前で美容院に行く・短めに整える 等)
- スーツやシャツが今の自分の体型に合っているかチェックする
- スーツやシャツにシワが出ていないかチェックする
- ネクタイの状態もチェックしておく(汚れ・ほつれ 等)
- 革靴を磨いておく(ボロボロの場合は買い換える)
- カバンが汚れていないかチェックする(汚れを落とす・買い換える)
上記のような面接時の自分だったり身につけるものだったりに気を遣ってチェックしていきましょう。
特に髪やスーツ、シャツがきちんとしているだけでだいぶ清潔にみえる為、最悪上3つだけでもきちんとしておくといいです。
あなたが面接官になった時、同じ能力の人がいた場合に、どうせなら清潔感のある人を選びませんか?
今から受ける企業の面接官も同じことを思いますので、清潔感がある格好を徹底しましょう。
ちなみにこれは人によりますが、清潔感のある格好をすると「なんか仕事デキる人みたい!」とテンション上がります。
そういった自信をつける意味でも、清潔感のある格好をするのはオススメです。
③遅刻ダメ絶対
3つ目ですが、遅刻は絶対にしないようにしましょう。
これは普通に友達との約束とかでも駄目ですが、ビジネスにおいては特に厳禁となる為、余裕を持って行動しましょう。
面接の時間ちょうどくらいを目指して向かうと、
- 電車の遅延
- 道の渋滞
- 周辺までは辿り着けるけど、会社が目立ちにくくて迷う
とかの理由で私のように間に合わなくなる可能性がありますので気をつけましょう。(全部やりました…)
どうしても遅刻してしまう場合、必ず事前に連絡をするようにしましょう。
連絡してもダメかもしれませんが、企業はあなたが時間通りに来る前提でスケジュールを組んでいますので、少しでも迷惑を軽減するようにしましょう。
まとめ:あなたの有益性と親密性を伝えていきましょう!
以上が「面接時に必ず伝えるべきポイント2点」になります。
冒頭でお伝えした、
- 今までどんな経験を積み、入社したら何ができるのか
- そのできることは再現性があるのか
- そもそも人として一緒に働きたいと思えるか
この3点をうまく話せると、あなたの「有益性」と「親密性」を面接官に伝えることができます。
この記事に書いてあることを参考に、面接に頑張って臨んでみましょう。
今回は以上になります。
「アドリブ利かないからスラスラ言えなきゃ死あるのみ…」