仕事の評価が低い人向けの転職活動

自分に合った転職先の選び方を4つのステップで解説

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転職を考える時、どのように選べば自分の理想の転職先が見つかるか、とても気になりますよね。

ただ、実際に転職先を探してみると、

  • 紹介された企業の内容が魅力的で、色々な会社に目移りしてしまう
  • 転職先の会社に、自分が何を求めているかがわからない
  • そもそも求人数が莫大なので、何を基準に選べばいいかわからない

という風になった方も多いのではないでしょうか。

実際に私も求人を見る時、「どれも魅力的だし、適当に選べばハゲ上司から離れられるのでは…?」と思ったこともありました。

特定の人を避けるための転職は、やめておいたほうがいいです!

ただ、私の場合ですが、「絶対に転勤はしたくない」という軸を持っており、この軸を基準にすることで転職がうまくいったと思っております。

そこで、今回は過去求人で迷いまくっていた自分のように

  • 転職先を探すのに目移りしてしまう
  • 自分に合った転職先の探し方がわからない
  • 何でもいいからとにかく今の職場から離れたいんだが???

と悩んでいる方へ、自分に合った転職先を選ぶことができる方法を4つのステップに分けて解説していきます。

前提として、「自分に合った会社」を探しましょう

自分にとっていい会社とは、自分自身が働く上で軸としていることをかなえてくれる会社のことで、

  • 自分が理想としている勤務地で働ける
  • テレワーク・フレックスタイムなどの制度が整っていて、気軽に利用できる
  • ワークライフバランスが整っている

例えば上記のような希望を達成できる会社のことです。

ただ、実際に転職先を探し始めると、多くの人は「安定した会社」を探し始めます。

ここで言う安定した会社というのは、

  • 潰れなさそうなくらい業績が安定していて
  • 知名度も高くて
  • 給料や福利厚生がいい大企業

上記のような条件に当てはまる会社です。

ただ、こういった会社も含め、全ての会社は10年後にどのようになっているかは誰にもわかりません。

世界的に見ても、「リーマンショック」を引き起こすきっかけとなったリーマンブラザーズが倒産した例もありますし、国内においても大企業の業績不振によるリストラ という話もちょくちょく見かけます。

また、今順調な会社や、業績が伸びている会社でも、数年後には法律や環境の変化によってどうなるかはわかりません。

例えばですが、自動車業界で考えると、世界の流れからして電気自動車の普及はほぼ間違いないと思います。

現在の自動車から電気自動車に変わる際、いらなくなる部品は、

  • エンジン
  • マフラー
  • 燃料タンク

等、他にもたくさんありますが、要するにこれらを主として扱っている会社は今後苦境に立たされることが予想されます。

その為、「大企業に転職するぞ!」と安易に考えるのではなく、「自分にとっていい会社」を探す方が効率よく転職先を探すことができます。

この記事を読んでいるみなさんも上記のような制度が整っている企業で働きたいですよね。

上記のような制度が整っているのが一般的な大企業なのは事実ですが、中小企業でも叶えられる企業は必ず存在します。

このブログを見てくれてる方はどちらかといえば仕事で評価されていない人が多いと思いますが、

そういった方こそ、一般的な大企業を安易に探すのではなく、自分に合った会社選びをしていくといいです。

自分に合った転職先の選び方

ここからは自分に合った転職先の選び方を4つのステップに分けて解説していきます。

一言で言えば「軸を曲げるな」ということですが、詳しく解説していきます。

①自分が働く上で優先させたいことを全て挙げていく

1つ目ですが、自分が働く上で優先させたいことを全て挙げていきます。

  • 20代で年収500万以上
  • 転勤は死んでも無し
  • 有休消化率高いとこ
  • フレックスタイム制度あり
  • テレワーク実施可能
  • IT業界
  • 調達・マーケティング職等(営業以外)

など、上記は例ですがとにかく「この項目は転職をするにあたって優先させたいな」と思うものを全て挙げてください。

この段階では優先順位とか達成可能かどうかなどは気にせず、自分の思うがままに挙げてもらって構いません。

②①で挙げた中から、絶対譲れない項目を1つ選ぶ

2つ目ですが、①で挙げた優先させたいことの中から、絶対に譲れない項目を1つ選んでください。

ここで選んだ1番譲れない項目については、転職活動中は極力変えてはいけません。

絶対譲れない項目は転職活動の軸となり、それを達成するための転職活動になるので、そこがぶれると何を目的とした転職活動なのかわからなくなってしまうからです。

逆に言えばその軸をはっきりさせておくことで、求人で見るべきポイントが明確になるので、自分の希望を叶えられる求人を選ぶことができます。

ちなみに絶対に譲れない項目が現職で働くことで達成できる場合は、そもそも転職活動をするべきか見直すのも手です。

③絶対に譲れない項目が複数ある人は、2番目以降の項目の「妥協ライン」を決める

3つ目ですが、絶対に譲れない項目が複数ある人は、2番目以降の項目の妥協ラインを決めましょう。

恐らく大多数の方が、絶対に譲れない条件として複数の条件を挙げると思います。

というより、条件が1つだけだと恐らくまだ莫大な求人数が残るので、更なる絞り込みの為に複数条件を設定していく必要があります。

例えば、

  1. 絶対に転勤したくない
  2. 20代で年収500万は欲しい
  3. 調達かマーケティングをやりたい(現職の営業以外がいい)

といった人(というか当時の自分)の場合、

  1. 絶対に転勤したくない
  2. 20代で年収500万は欲しい ⇨ 最低でも年収450万
  3. 調達かマーケティングをやりたい(現職の営業以外がいい) ⇨ 営業も可

というように、自分の条件から少し譲歩した条件を新たに設定することで、更なる絞り込みが可能になります。

④①〜③で決めた条件を基に、転職先を探す

4つ目ですが、①〜③で決めた条件を基に、転職先を探します。

この際、自分で転職サイトや転職エージェントの求人検索と併せて、転職エージェントにも求人を探してもらうと効率がいいです。

また、①で挙げた条件の中で、達成したい順位が低いものに関しては、できれば達成したいくらいに留めておくといいです。

譲れない条件や譲歩した条件をクリアする会社が複数出てきた時に、「できれば達成したい」項目をどれだけクリアしているか という視点で求人を見ることができます。

注意点:「自分の条件を全て叶える会社」は恐らく存在しない

転職先を探す上で重要なのが、「自分の条件を全て叶える会社」は恐らく存在しないということです。

夢のない話になりますが、

  • 20代で年収500万以上
  • 転勤は死んでも無し
  • 有休消化率高いとこ
  • フレックスタイム制度あり
  • テレワーク実施可能
  • IT業界
  • 調達・マーケティング職等(営業以外)

例えばで挙げた上記の条件ですが、達成できる会社はかなり限られてきます。

更に、そういった会社は全国の優秀な人材が集まる会社でもあるので、非常に狭き門となります。

「絶対に自分の理想を全て詰め込んだ会社に転職するんだ!」

とかやってるとマジで一生決まらない可能性が高いので、

  1. 絶対に譲れない条件
  2. 多少譲歩してもいい条件
  3. できれば達成したい条件

と分けて転職先を探すのも大事です。

まとめ

以上が自分に合った転職先の選び方になります。

転職サイトや転職エージェントに登録すると、莫大な量の求人を紹介されまくるので、求人選びに迷ったり疲れたりしてしまいます。

また、自分の条件を全て満たす会社はほぼないですし、あっても競争は必至です。

なので、自分が転職で絶対叶えたい条件を最初に1つ決めて、その条件を軸として譲歩した条件やできれば叶えたい条件と合わせて達成できる会社がないか探すのがオススメです。

今回は以上になります。